【旧小説1】プロレスの練習試合で女の子にHな技をかけられて負けちゃう話(梨深編:首四の字固め)(1/4)

僕は二人目の梨深(りみ)ちゃんを選ぶことにした。

「ん? あたしかな? よろしくね、先輩。ビシィ!」

桃色ブロンドの髪を揺らし、梨深ちゃんは元気よく敬礼をする。
一見おかしなポーズに見えるが、梨深ちゃんみたいなどこか幼さが残る少女にはすごく似合っていた。

モデルのようにスタイルが良く、ハイレグ型のレオタードがそれを際立たせる。
薄いピンク色の布地には膨らんだバストや、くい込んだお尻が見えてすごくエッチだ。
しかし一番に目を引いたのは、レオタードから出ている白くて柔らかそうな太ももだった。

僕は先ほどまでの試合を思い出す。
太陽のような明るい笑顔の梨深ちゃんが、太ももで男子部員の顔をきつく挟みこみながら、首四の字固めで意識を奪っていくあの光景だ。

あの梨深ちゃんのムチムチ太ももで顔を挟みこまれたら、どんな感触味わえるんだろうか。
思いっきり太ももを顔に押し当てられて、きつく太ももの重圧がかけられるその感触。
梨深ちゃんに技を掛けられていた男子を、僕は密かに羨ましく思っていたのかもしれない。

「・・・・・・ええと、先輩。今のあたしの話聞いてた? さっきからず~っと、あたしの脚の方ばっかり見ている気がするんだけど・・・」

げっ!? マズイ、梨深ちゃんの太ももに夢中でボーっとしてた。
しかも脚をずっと見ていた事もバレてたなんて、梨深ちゃんに変な誤解を与えてしまう。
とりあえず僕は何とかしどろもどろで言い繕った。

「ふ~ん、まあ良いけど。もう一度説明するから今度はちゃんと聞いてね」

梨深ちゃんが最初からルールを説明してくれた。
要はレフリー無しで、お互い練習試合をする形式だ。
僕と梨深ちゃんで試合をして、他の女子は各自適当に自主トレをするとのことだ。

お互いに今言ったルールを確認し合い、僕と梨深ちゃんの二人だけの試合が始まった。

「じゃあ、先輩。いっくよ~っ! はぁああっ、えーいっ!」

梨深ちゃんは可愛らしい掛け声を上げて、僕にタックルを仕掛けてきた。
僕はタックルを受けるが、どうということはない、女の子の少し強い体当たりだった。

梨深ちゃんは一年で僕よりプロレスの経験が一年少ない。
そして僕は男子で、梨深ちゃんは女子、やはり性別での体格の差があった。
いくら弱小な男子プロレス部の僕でも、さすがに梨深ちゃんに負けることはないだろう・・・

「えーいっ! えーいっ! えーいっ!!」

この蒸し暑いリングの上で、何度も元気よくタックルを打ち込んでくる梨深ちゃん。
梨深ちゃん着ているピンク色のレオタードは汗で相当透けてしまっていた。
こんな可愛い子に汗をかいた肌でぶつかってこられると、こちらも少し変な気分になる。

「はぁ、はぁ、えーいっ! はぁ、はぁ、もう一度、えーいっ!!」

だが真剣に試合をする梨深ちゃんを見ると、僕も真面目にやらないといけないと思う。
しかし梨深ちゃんにはタックルの当たり方や体重のかけ方などのテクニックはあるが、残念ながらパワーは足りていなかった。

うーん、これは少し手加減してあげた方が良さそうかな、僕がそんな風に油断していたのが悪かったのかも知れない・・・・・・

「ここだ、はぁああっ! えーいっ!!」

―――ドカっ!!

うおっ! マズイ!
梨深ちゃんは上手く体重をかけ、僕の重心を崩した。
そして僕と梨深ちゃんはリングに倒れこんだ。

目の前に見えたのはピンク色のレオタードから出た白い太ももだった。
美しい脚線から女の子の締った太ももがアップで目に映り、思わず息をのんだ。
だが突然、僕に腕にグィっと強く引っ張られる感覚があった。

「・・・ふんっ、んっ・・・ふ~んっ・・・・・・」

梨深ちゃんは僕の腕を取り、自分の方へ引き寄せようとしていた。
マズイ、寝技を掛けてくる気か・・・・・・

だが引っ張られる先は梨深ちゃんの太ももだった。
このまま引っ張られていけば、梨深ちゃんの太ももが味わえる・・・
そんな邪な考えが浮かんでくる。

・・・い、いや、そんな事は試合をする相手に失礼だろう。
僕は何とか太ももへの誘惑を断ち切り、腕を引かれる力に抵抗する。
・・・ふんっ! よし大丈夫、抜け出せそうだ。

梨深ちゃんは必死に僕の腕を引き寄せようとするが、やはりパワー負けをしていた。
僕はこのまま一度立ち上がり、体勢を整えようとした瞬間、梨深ちゃんと目があった。

「・・・・・・ふふっ・・・」

梨深ちゃんは、不敵にニヤリと笑った。

―――そして、

「脚を大きく広げて、オープン♪」

リングの床に横たわっている梨深ちゃんは、新体操のように大きく脚を広げてきた。
僕の目の前に、梨深ちゃんのピンク色のレオタードから股間の喰い込みが現れる。
そこから、艶めかしい太ももがワ二の口のように開かれていた。

「クスクス・・・ねぇ先輩、ここに入ってみたい?」

僕の時間が止められる。

ああ・・・梨深ちゃんの白い太もも、ピンク色の喰い込んだ股間。
あの股の部分、股間の影が出来てた所に顔を入れてみたい・・・
梨深ちゃんのあそこの匂い、太ももの感触を味わってみたい・・・・・・!

「今がチャンス! えーいっ!!」

―――ずる、ずる、ずるっ!

・・・・・・ああっ! 腕が引っ張られる! 
僕は思わず体勢を崩してしまう。
しかしその先には梨深ちゃんのレオタードの股間だった・・・!

―――ばふっ♪

柔らかい感触だった、それに温かくて、汗臭くて、湿っている。
梨深ちゃんの汗で濡れたピンクレオタードの股間だった。

「いやぁああああああっ!! 先輩のエッチーーーっ!!」

梨深ちゃんの黄色い叫び声が上げる。
だが僕は梨深ちゃんの股間に顔を入れたまま思考停止をしていた。

ああ・・・梨深ちゃんの股間、太もも、汗、体温、匂い・・・
いい、すごくイイ・・・興奮する・・・これが女の子の身体なんだ。
今まで女性経験が一度もなかった僕は、梨深ちゃんの身体に夢中になっていた。

「しかもさっきから、あたしのエッチな所に顔突っ込んでるのに、全然、顔動かそうともしないし! もう、先輩のエッチ!! そんな先輩には、・・・・・・お仕置きだよっ!」

「股間アッパー! てぇええええいっ!!」

―――ばふぉっ♪

突然、梨深ちゃんのピンク色の股間が僕の顔に力強く押し当てられる。
柔らかくて、熱くて、汗のしみ込んだレオタードの股間が顔じゅうに広がった。
だが、その押し当てられた勢いよさに僕の頭が空中に浮いた・・・!

「よ~し、今だ! あたしのムチムチ太ももで先輩の顔、捕まえてあげるっ!!」

次に見えたのは梨深ちゃんの2本の脚だった。
白くて長い脚は、蛇のように素早く僕の顔を捕え、がっちりと拘束する。
その瞬間、僕の顔が側面から梨深ちゃんの太ももで強く挟みこまれる・・・!

「はい、捕まえた♪ 逃げられない様に太ももで顔を完全にロック! ふんっ!!」

―――むっぎゅううううううううっ♪

ああ・・・梨深ちゃんの太もも! 柔らかい! スベスベの女の子の肌!
太もも温かい! 汗かいてる! でもいい匂い!
肉付きも良くて、締ってて、ムチムチしてる! 顔に当たって気持ちイイ!

「どうかな? あたしの太もも、ムチムチしてて、柔らかくて気持ちいいでしょ? あたしの太ももに捕まった男子は二度とそこから抜け出せないんだよ。ず~っと、ず~っとあたしの太ももで、顔挟まれたままだね、たはは♪」

僕の顔を梨深ちゃんが見下ろし、屈託ない微笑を浮かべている。
あれ・・・? 何で梨深ちゃんに見下ろされてるんだ?
僕は今、いったいどんな体勢になっているんだろう・・・?

「先輩、これ『首四の字固め』だよ。あたしの超得意技。先輩もプロレスやってるんだったら、当然、知ってるよね?」

ああ、確かに知っている。
でもこんなエッチな技を年下の女の子に掛けられるなんて・・・

「先輩の後頭部をあたしの股間に置いて、右脚で先輩の首をフックする。そして、あたしの両太ももで先輩の顔を挟みこんで固定する、これで完成♪ 今から先輩は、あたしの太ももで絞め落されちゃうの、たはは♪」

後輩の桃色髪の少女が「たはは」と微笑む。
そのあどけなさの残る笑顔に心を奪われてしまう、文句なしの美少女だ。
梨深ちゃんの柔らかい太ももで顔を固定された僕は、彼女を見上げる事しかできなかった。

「さあ、先輩をあたしの太ももで締め落すね。それに先輩の顔を柔らかい太ももでいっぱい圧迫してあげる。あたしの自慢のムチムチの太ももをたくさん味わってね♪」

梨深ちゃんが僕にニッコリと微笑みかける。
一瞬で胸が高鳴り、魅了されてしまう笑顔だった。
こんな可愛い女の子の太ももを味わえるなんて・・・・・・

「まずはその顔に、女の子の柔らか~い太ももを押し当ててあげる! あたしのムチムチ太ももで、きつ~く顔面圧迫っ! ふんっ、ん゛んん~っ!!」

―――むっぎゅうううっ♪ ぎり、ぎりっ!!

・・・ぐぁああっ! 梨深ちゃんの太ももで絞められる!
首が太ももで絞められながら、顔が太ももできつく圧迫されていく・・・!
どうしてこんなに柔らかい太ももから、こんなにもきつい圧迫がかけられるんだ!?

「たはは♪ どうかな、先輩? あたしの太ももの圧迫は? これが女子プロレス部で鍛え抜かれたムチムチ太ももだよ。女の子の太ももに上手く筋肉をつけると、柔らかいのに、こんなにもすごいんだ・・・よっ!!」

―――むっぎゅうううっ♪ ぎり、ぎりっ!!

また梨深ちゃんの太ももが顔に押し当てられる、汗をかいた熱い太もも、すごく柔らかい。
でもその柔らかい太ももにきつく首が絞めつけられる・・・!
まるで梨深ちゃん太ももが万力になって、僕の顔を押し潰すように・・・!!

「ふんっ! ふんっ! あたしの太ももの力すごいでしょ?
あたし、太ももはいっぱい鍛えてるから、絞めつける強さも結構すごいよ。
油断してたら、すぐ気絶しちゃうかも♪ ふんっ、ん゛んんんん~っ!!」

―――むっぎゅうううっ♪ ぎりっ、ぎり、ぎりっ!!

再度、僕の顔に梨深ちゃんから太ももの圧迫が加わる。
柔らかい太ももなのに、梨深ちゃんの脚の力で死ぬほどきつく絞めつけられる。
でも梨深ちゃんのムチムチな太ももが、顔に押し当てられて気持ち良すぎる・・・!

「あれ~っ? 先輩、さっきからずっと、あたしの太ももに絞められてるのに、全然、抵抗してないよね? いいのかなぁ? 情けなく後輩女子に『首四の字』で絞め落されても? それ、カッコ悪すぎだよ」

僕の顔の上で、梨深ちゃんが僕を挑発するような目つきで見下ろしていた。
口調も既に先輩に対する尊敬の念は微塵も感じさせられない。
いつの間にか僕は梨深ちゃんの太ももに囲まれながら、見下される存在になっていた。

―――むっぎゅうううっ♪ ぎり、ぎりっ!!

数字の4の形に組まれた梨深ちゃんの太ももが、依然として僕の首を絞めつけていく。
苦しい、それに意識も少し朦朧とし出してきた、視界に靄がかかる。
くそぉ・・・このままじゃ本当に落される、早く技を解かないと・・・・・・

僕の顔は梨深ちゃんの太ももで、きつく固定されているため動かす事が出来ない。
僕は梨深ちゃんに掛けられている『首四の字』を解くために、自分の首をぎりぎりときつく締めあげている太ももに両手をかけた。

太ももはみずみずしい肌で、梨深ちゃんの汗で濡れているが熱い。
パンパンに筋肉が張っているのに、どこか柔らかい女の子の太もも。
このままずっと梨深ちゃんの太ももを触って、感触を楽しみたいぐらいだった。

「あっ、やっと『首四の字』外そうとするんだ? でも遅くないかぁ? あたし、ずっと先輩の顔見ながら『首四の字』掛けてるけど、少しずつ目の焦点が合わなくなってきてるよ。これ、もうすぐに落ちるよ♪」

・・・確かに僕の意識は薄くなってきている、危ない兆候だ。
でもここで年下の女の子に絞め落されるなんてみっともなさすぎる。
絶対に抜け出さないと、・・・僕は力の限り、首を絞めつけてる太ももを外そうとした・・・!

ふん~っ! あれ、外れない、梨深ちゃんの太ももは全く微動だにしなかった、
もう一度、ふん~っ! ふん~っ! 梨深ちゃんの太ももの力が強すぎるんだ・・・

・・・・・・いや、違う・・・僕の手に力が入らなくなってるんだ・・・あっ、マズイ・・・もう意識が・・・

「あははははっ♪ ふん~っ、ふん~っ、だって、先輩面白いね、先輩は。もうタイムオーバーだよ。脳に酸素が送れてなくて、力が入らないんだね」

「先輩は知ってると思うけど、あたしが掛けてる『首四の字』は、先輩の首をあたしの太ももで圧迫して頸動脈を絞め上げる技だよ。ここを絞められると脳に血液が送れなくなって、最後には気絶しちゃうの。たはは♪」

「あたしは、何十人もの男子を落した事があるからわかるけど、あたしの見立てでは、先輩はあと10秒ぐらいでブラックアウトかな。あっ、先輩。白目むき始めてますけど、あたしの声聞こえますか~?」

・・・・・・今、かすかに梨深ちゃんの声が聞こえた気がした・・・
脳に酸素がいかなくて苦しいはずなのに、その感覚が無くなっていく・・・
完全に意識消失の初期段階だった・・・・・・

「・・・・・・8~、7~。うわぁ、先輩の顔真っ青、6~・・・」

次にあれだけ熱かった梨深ちゃんの太ももの体温が消えていく。

僕の顔に当たっている太ももの温度が下がって・・・・・・あ・・・消えた・・・・・・

「・・・・・・4~、3~、あっ、先輩痙攣し出した、おっかしぃ♪ 2~・・・」

残っているのは、あの柔らかい梨深ちゃんの太ももの感触だった。
梨深ちゃんの太もも、ムチムチしてて、柔らかくて、気持ちいい太もも・・・
段々と感触が消えていく・・・ついに全部消える・・・き・・・え・・・る・・・・・・

「ゼロ~。はい、終了。・・・・・・あっ、先輩ちょうど落ちたみたいだね。これで第一段階はクリアかな、あはっ♪」

・・・・・・・・・あれ、ここはどこだ?
僕はリングの上に仰向けに倒れていた。

・・・・・・僕は一体どうしたんだろう?
・・・僕は梨深ちゃんと試合をして、それから・・・

「おはよ、先輩。さっきまで先輩は気絶してたの。だいたい5分ぐらいかな。でも先輩が意識を失った瞬間に『首四の字』を解いたから、すぐ目を覚ませたんだよ」

ああ・・・僕は梨深ちゃんに絞め落されたのか・・・
場所は女子プロの部室のままだった、僕はリングの上で少し気絶してたらしい。

梨深ちゃんの言うようにそれほど時間は経っていないようで、外はまだ明るい。

リングの周りで女子プロの部員たちも自主トレをやっていた。

しかしまあ、女子の後輩に絞め落されるのは男子として情けなかった。
これじゃあ弱小部だと言われても仕方がない・・・

「ビシィ! 男子がそんなウジウジしない! まだまだ時間はあるし、もう一度試合しようよ、先輩」

梨深ちゃんはビシィと僕に指刺し、再戦を申し出た。
確かに僕も後輩に負けた汚名は返上しておきたい。
僕はその申し出を了承した。

僕と梨深ちゃんはリングの中央に並び、再び試合を始める。
だがエナメルの光沢がかかったピンク色のレオタード姿の梨深ちゃんを見ると、僕の中で何かの渇望感が生まれ、変な気持ちになった。

ダメだ、ちゃんと試合に集中しないと・・・
今度はさっきみたいな醜態を晒すわけにはいかない。
けれど・・・梨深ちゃんの太もも、いや梨深ちゃんを見ると何故か胸がドキドキするんだ・・・

「咲畑梨深、いっきま~す♪ ビシィ! はぁああっ、えーいっ!」

梨深ちゃんが可愛く敬礼をした後、僕に向かってタックルを仕掛けてきた。

―――ドカっ!!

ぐうぅっ!? 最初に受けた女の子のタックルと同じなのに、何かが違う・・・
一度ぶつかられただけなのに、足元がふらつき倒れそうになる。
・・・どうしてだろう? 梨深ちゃんを見てると変な気分になり、身体に力が入らなくなる・・・

「どうしたの、先輩? 試合を始めた時よりも弱くなってない? もっと腰を入れておかないと、力の弱いあたしのタックルでもブッ倒されるよ! はぁああっ、えーいっ! えーいっ! えーいっ!」

―――ドカっ! ドカっ! ドカっ!!

ぐっ、うぅっ、ぐうぅっ!?
何度も梨深ちゃんからタックルの猛攻を受ける、
汗のかいた温かい梨深ちゃんの身体が僕にぶつかり、興奮してくる・・・!

エッチなピンクのレオタードを着た美少女に身体をぶつけられる。
綺麗な桃色髪で。目がぱっちり大きくて、可愛い女の子にタックルされる。
それだけでもたまらないのに・・・

もし僕が倒されて、さっきみたいにあのムチムチ太ももで顔を挟まれたりしたら・・・!
そんなピンク色の妄想が僕の頭の中を支配する。

ああ・・・僕は一体何を期待しているんだ・・・試合をちゃんとしないといけないのに。
・・・でも、もう駄目だ、梨深ちゃんを見てると脚に、力が、入らない・・・・・・
あと一撃、梨深ちゃんのタックルを受けたら・・・僕は・・・・・・

「これでダウンだよっ! はぁああっ、えーいっ!!」

――――ドカっ!!

梨深ちゃんのタックルで僕はリングに倒れ、そのままの勢いで梨深ちゃんも傾れ込んだ。

「・・・ふんっ、んっ・・・ふ~んっ・・・・・・」

気がつくと最初と同じく、横たわっている梨深ちゃんが僕の腕を引き寄せようとしていた。
梨深ちゃんが僕の顔を自分の太ももに引きつけ、再び『首四の字固め』をかけるためだ。

僕の顔が梨深ちゃんの太ももに届く時、僕はまた梨深ちゃんに太ももで絞められてしまう。

―――ずる、ずる、ずる・・・っ・・・

梨深ちゃんが僕を引き寄せ、少しずつ梨深ちゃんの引き締まった白い太ももが近くなる。
女子の力で引っ張られてるのに、男の僕の力では抵抗できず、ずるずると引き寄せられる。
このままじゃ、梨深ちゃんの太ももまで行き着いて、また柔らかい太ももで顔を挟まれる!

「先輩・・・いいことを教えてあげる」

梨深ちゃんの引っ張る力が一時止まる。
一体どうしたんだろう?

「あたしってね、この女子プロ部の中で、実力がかなり下の方なんだ。だから頑張っていっぱい練習したの。部長に何か一つ得意技を作るように言われて、あたし、太ももをすごく鍛えて『首四の字固め』をマスターしたんだよ」

「それでね、あたし達の女子プロでは他の学校の男子とでも試合をする事があるの。その時にすごく強い男子と戦った事があって、あたしがやっとタックルでグラウンドに持ち込んだ時も、最初の先輩みたいに腕を引き寄せるのが大変だったの」

「でもねぇ・・・たはは♪」

梨深ちゃんがニヤリと微笑む。

「あたし、試合をするときはいつもこのピンクのレオタードを着てやるんだけど、男子の目の前で、あたしが脚を大きく広げた瞬間に、男子の様子が急におかしくなって抵抗する力が弱くなったの。一体どうしてだろうね? たはは♪」

「もちろんあたしは、すかさず『首四の字固め』をかけてあげたよ。当然、う~んとあたしの太ももで顔を挟みながらね♪ あたしの可愛い笑顔で見下ろしながら、ムチムチの柔らかい太ももで絞め落してあげたの」

「それでね、二回目にまたその男子と試合をする事になったの。その時なんか、あたしが脚をちょっと開いて、太ももを見せつけただけで、その男子はほとんど抵抗もせず、あたしの『首四の字』にかかったんだよ、うふふっ♪」

うぅ・・・恐ろしい事を聞いてしまった。
その人は梨深ちゃんの太ももに誘惑され、虜になってしまい抵抗できなくなったんだ。
僕の身体に力が入らなくなるのも、梨深ちゃんの太ももを味わいたいからかもしれない・・・

梨深ちゃんの鍛え抜かれたムチムチ太もも・・・、まさに魔性の太ももだろう。
男を惑わし、美少女の『首四の字固め』に誘うための・・・
きっと僕の梨深ちゃんに対するこの変な気持ちも、関係あるに違いない・・・!

「二回目の先輩はどんな反応を見せてくれるかとても楽しみかな、たはは♪ じゃあ、先輩。あたしのピンク色のレオタードの喰い込みに、ちゅうもーくっ! ・・・脚を大きく広げて、オープン♪」

ガバっと大きく梨深ちゃんの脚が開く、その中にはレオタードの布地の喰い込みがあった。レオタードのピンクの部分が、白い太もものコントラストで強調されており、そのピンク色の布地にエナメル質の白い光沢がかかっていた。

「この部屋すごく蒸し暑くて、あたしすごく汗かいちゃった。レオタードにもあたしの汗が染み込んで、全身ぐじゅぐじゅだよ。もしかしたら、あたしの大事なところも透けて見えちゃうかもね、たはは♪」

梨深ちゃんが笑いながら、さらに大きく脚を広げる、熱気で熱くなった太ももには、大粒の汗がいくつも付着して、ぽたぽたと水滴が垂れていた。
股間のレオタードも大量の汗を吸っており、そこから汗の蒸気が放たれているようだ。

僕はその梨深ちゃんの太ももと股間の様子を、息をするのも忘れて直視していた。

「はい、フリーズしちゃった♪ 試合中なのにどこ見てるんだろ、おかしいね。でもこうなると本当に簡単なんだよねぇ~。んしょ・・・、えーいっ♪」

突然、僕の腕が身体ごと、ものすごい力で引っ張られる。
もちろん今の僕に抗う術は無かった。

僕の顔は空中に浮いており、ある方向に向かって、ものすごい速さで引き寄せられていく。
目の前には、白くて健康的な二本の太ももがワ二の口を作って、大きく開いており、その口の中が、僕の顔が行きつく終着点みたいだった。

「さあ先輩、あたしの汗がいっぱい染み込んだレオタードの温っか~いアソコへ、お・い・で♪」

そして僕の顔を待っているかのように開かれたピンク色のレオタードの股間に突っ込んだ!

―――ぶふぁっ!?
柔らかい! 汗で濡れてるけどすごく温かい! でも匂いもすごい・・・!
梨深ちゃんの汗臭い匂いとのあそこの蜜の匂いが混じってる!

「いやぁああああああっ!! 先輩のエッチーーーっ!!」

梨深ちゃんに叫ばれながら、汗でびしょ濡れの温かい股間を顔に押し付けられ、僕の頭が真上に投げられる。

すると蛇のような二本の白い脚が空中で僕の頭に巻きつき、柔らかい太ももで顔が絞めつけられる。
僕の頭が梨深ちゃんの股間部に落ちた時には、既に『首四の字固め』が完成されていた。

「あはっ・・・♪」

僕は笑顔の梨深ちゃんに見下ろされていた、惚れてしまうような可愛い笑顔だ。

―――むっぎゅうううっ♪ ぎりっ、ぎり、ぎりっ!!

突然、梨深ちゃんから太ももの圧迫が始まった!
首がきつく太ももで絞められ、顔にムチムチな太ももの感触が伝えられる、
柔らかい! 気持ちイイ! いい匂いがする! あ゛あああっ、最高だぁあああっ!!

「先輩ってば、叫ぶほどあたしの太もも気にいったんだね。いいよ、もっとしてあげる。ほ~ら先輩、あたしの汗臭くなったムチムチ太ももでお顔を力いっぱい。ふんっ! むっぎゅうううううっ! もっともっと、ふんっ、ん゛んんんん~っ!!」

汗で濡れた熱い太ももが、僕の顔に強く押し当てられる。
気持ちイイ、もうどうなってもいい、興奮しすぎて何も考えられない・・・!
でも梨深ちゃんの太ももが僕の首を隙間なく、ぎゅうぎゅうと締め上げる!

「どうかな、先輩? 女の子の汗まみれの太ももで顔挟まれて気持ち良いでしょ? ん~、気持ち良い? 良かった~。だったら、もっときつ~く挟みこんであげる。ほらっ! むっぎゅうううううっ! それ、それっ、ん゛んんんん~っ!!」

そのまま僕は梨深ちゃんの太ももの中で至高の時間を過ごす。
そして梨深ちゃんの太ももと汗の蒸気の中で、僕は狂ったように雄叫びをあげ続ける。
だが、それも長くは続かなかった。

「あれ、先輩また気絶しちゃうの? あたしのこ~んな汗臭い太ももの中なのに。
でも先輩がもうおねむになっちゃったんだから、仕方ないか。じゃあ、先輩。
あたしのムチムチ太ももと汗の匂いに包まれながら、おやすみなさいっ、ふんっ!!」

―――むっぎゅうううっ♪ ぎりっ、ぎり、ぎりっ!!

梨深ちゃんからトドメの一絞めを受け、完全に意識を失う。
梨深ちゃんの汗をかいた太ももに顔をもたれさせて僕は再び眠りに着いた。

「・・・はい、これで第二段階目終了っと。・・・先輩、次でアウトだからね。もう先輩はダメだと思うけど、たはは・・・」


続く